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整体と高齢化社会

現代日本は急速に高齢化社会へと進んでいます。

そのため、将来にわたって高齢者の人口が増加することになります。

高齢者が増えるということは、老化にともなう病気や疾病にかかる病人が増えるということでもあります。

病院へ通院し、医師にかかって治療の処置や薬の処方を受ける人の割合は高齢者ほど増えることになります。

そのため、高齢者個人の医療費負担が増加するとともに、国や政府も国民健康保険など医療費の負担が増えることになります。

高齢化社会における医療費の問題は深刻な社会問題であるといえるでしょう。

高齢者になるにつれて、寝たきり老人や認知症(痴呆老人)の患者数も増えてきます。

人間誰しも、死ぬまでは現役で元気で活動したいという夢や希望を持っているはずです。

そうした高齢化社会に向けてのニーズに応えてくれるものとして整体が注目されるようになっています。

整体というと、頭痛や肩こり、四十肩・五十肩、腰痛、ぎっくり腰、神経痛、しびれなどの症状を改善するもとというイメージがありました。

そのため、従来の整体の対象となっていたのは、働き盛りの中年の女性や男性が中心となっていました。

ところが、整体の病気予防の面が見直され再評価されるようになったのです。

整体は、薬(飲み薬・注射・湿布)も使わず、医療機器などの機械も使用しません。

整体師の手技や徒手による整体術の施術によって身体の調整を行う技法です。

整体によって身体のゆがみや骨格のずれ(ズレ)や歪みを矯正することで老化にともなう背骨の歪みや曲がりによる猫背などの姿勢の悪さを改善することができます。

また、筋肉の矯正によって老化によって硬く(固く)なった筋肉の柔軟性が回復し、身体のしなやかさを取り戻し、体や関節の動きを改善することもできます。

さらに、血液やリンパ液の流れを良くし、内臓の機能や調子も良くするといった効果も期待できます。

整体は健康増進や健康維持に役立つとともに、老化予防にも一役買ってくれるということが理解されるようになってきたのです。

若い時から整体(整体術)によって身体のケアやメンテナンスを行って体をいたわっている人と、何もしないで放置している人とでは、中高年になってからの身体の状態や体調は大きく違ってくるものと考えられるようになっています。

整体を活用することで、病気予防になり医療費も減らすことができるのではないかとも考えられています。

また、整体の中には、自力整体や力学整体などのように整体師に整体術を施術してもらうだけでなく、セルフケアとして体操やストレッチなど自力で整体ができる自己整体が充実しているものもあります。

こうした自己整体によって自宅やご家庭でセルフケアもできるのであるならば、整体院で整体師の整体術を受けるとともに、自分で疲れやこり(凝り・コリ)の解消などの身体の調整も行えるのでまさに一石二鳥と言えます。

年齢を重ねて、お年寄りや高齢者になっても元気で生き生きと活動したいものです。

そのために、整体の効能や効果を見直し、自分の日常生活に取り入れて活用することを検討しても良いのではないかと思います。

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