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腰痛(整体で得られる効果)
腰痛は二本足で直立歩行をするようになった人間の宿命だと言われることがあります。
つまり、その言葉を裏返せば、それだけ腰痛になる人が多いということの証左でもあります。
それだけ腰痛症で悩んでいる患者が多いにもかかわらず、病院ではホットパックや牽引などの処置をしてくれるのですが、医学ではなかなか有効な治療法がないというのが現状です。
そのため、患者さんは何か他に治る方法はないものかと腰痛に効果のある治療法を探すことも多いのが実情のおうです。
以前は按摩(あん摩・あんま)・指圧・マッサージや鍼灸を受ける患者さんが多かったのですが、最近では整体を受ける患者さんが増加しています。
知人や友人の中にも、腰痛になったのだけれどもどこそこの整体院へ行って施術してもらったら腰痛が良くなったという話を口コミで聞くようになりました。
また、腰痛で困っていたところ、同僚や知人があそこの整体院は評判が良いみたいだよと口コミで教えてくれたりしたなどという話を聞いたりします。
そうした事実もあってか、書籍をはじめとしてテレビや新聞、雑誌などの健康情報で整体が腰痛に有効だというふうに紹介されることも見聞きするようになりました。
それでは、なぜ腰痛に整体は効果があるのでしょうか?
実は、重篤な病気が原因である一部の腰痛を除いて、腰痛のほとんどは腰の筋肉が異常に緊張して起こっているのです。
筋肉の異常緊張というのは、筋肉の収縮のことです。
腰部の筋肉の収縮の程度によって、腰が重かったり、怠かったり、ピリピリとしびれ(痺れ・シビレ)が走ったり、鈍い痛みがあったり、激しい腰痛だったりするわけです。
整体はそうした筋肉の収縮を弛緩させて、筋肉の緊張を緩和してくれるのです。
腰痛は骨格の異常が原因と考えられていますが、実態は骨のずれ(ズレ)や歪みではありません。
腰痛の本体(本態)は筋肉が原因になっているのです。
整体の中には骨格矯正を行って腰痛を改善するものもありますが、それは骨や関節を矯正しようとして関節を動かそうとすることで、筋肉を動かして筋肉のストレッチになったりして血行が改善してりすることで筋肉の緊張が緩和しているのです。
そのことが分かっていて、筋肉に対する施術を行っている整体法(整体術)もあります。
腰痛がどのくらいの回数や期間で改善されるかは、整体の種類によって違いますし、その整体の施術が自分の腰痛に合っているかどうかにもっても違います。
また、同じ腰痛で同じ整体を受けてもその人の体質や腰痛の程度、腰がいたくなってからの期間などによってどうしても個人差が出て来てしまいます。
ですから、整体を受けて腰痛がどのくらいで良くなるかは実際に施術を受けてみなければ分かりません。
1回の施術で腰痛が治ってしまう人もいれば、慢性的な腰痛(慢性腰痛)で少しずつは良くなってはいるもののなかなか完全には良くならないという人もいます。
それでも、以前よりは腰痛が良くなってきているのであれば、その方には効果があると言えるでしょう。
問題は、整体を受けても全然良くならないとか、かえって腰が痛くなってきたというような場合です。
そういう場合だと、他に隠れた原因があるかもしれませんので、一度病院のほうへ行って検査を受けて医師の診断を受けることも考えたほうが良いでしょう。
腰痛のほとのどは筋肉が原因なので、その場合は整体が有効だと言えます。